初心者が持つべき目標は?「月10万円」なら無理なく目指せる!

  • 16/12/2022
  • FX

FX初心者は、
「最初から稼げるわけないよね」
「とりあえずいくつか買ってみよう」
と目標を設定しないでトレードしている人もいると思います。
反対に、
「早く会社を辞めたいから、FXで大金を稼ぐ!」
「FXでFIREしてセミリタイヤする!」
という人もいるかもしれません。
全く目標を持たずにFXをする方が良いのか、それとも大きな夢を持ってFXをした方が良いのか・・・。
私は、現実的な目標を設定することがFXのためになると思います。
適度な数字目標はモチベーションUPになるし、メリハリのあるトレードにもつながるでしょう。
今回は初心者が掲げるべき目標についてお話ししていきます。

初心者は「月10万円」を目指そう!

お小遣い程度で良いから稼ぎたい、副業としてFXをやってみたいという場合は月に2~3万円程度の利益で十分かもしれません。
しかし、利益に対して費用や労力などの負担が大きすぎると続けるのが難しくなるでしょう。
わずかな利益を得るためにテキスト代を購入し、セミナーに通い、時間を割いてトレードしたのに、たったこれだけしか稼げない・・・。
そう思った時、今後も続けていくべきなのか迷ってしまうと思います。
例えば自動売買でFXをして、基本的には放置して稼ぎたいという人はわずかでも利益が出れば御の字ですが・・・。
しっかり勉強して、自分の力でFXをしたいのであれば「努力する意味がある」目標設定が必要です。
おすすめは「月10万円」で、実際に私がFXをスタートした時の目標値でした。
初心者が稼ぐには簡単な数字ではありませんが、月にこれくらい稼げればかなり生活が豊かになります。

もう一度振り返ってみよう!FXをする理由は?

FXをして稼ぐ、FXで副業するのはとてもメリットがあると思います。
少額から始めても、コツコツ積み上げていけば大きな利益を出すこともできるようになるでしょう。
ただし借金を返すため、生活費に充てるためにFXをするべきではありません。
「月々の返済が足りないから、FXで稼がなくちゃ・・・」と思っているのであれば、別の方法を探してください。
FXに使う資金は余剰金から出すべきであって、今生活に困窮している人がFXをあてにするには危険すぎます。
目標を設定をする前に、まずはこの稼ぎ方で本当に良いのか立ち止まって考えてみてくださいね。

FXは正しい方法で行えばしっかり結果が出る

FXはギャンブルだと言う人もいます。
投資そのものに対して、ネガティブなイメージを持っている人もいますよね。
特に日本人は、長らく投資で稼ぐというのが一般的ではありませんでした。
私の親や友人も、FXをしていると話すと「大丈夫なの?失敗したら大変だよ!」と心配します(^_^;)
もちろん失敗するリスクは常にあるし、大丈夫かどうかはやってみないと分かりません。
しかし、「FXはギャンブル」ではないと私は思います。
トレードで勝ったり負けたりするのは、ちゃんと理由がありますよね。
例えばルーレットを回してどんな数字が出るかは、偶然でしかありません。
これにお金を賭けるのは完全なギャンブルです。
しかし、FXで取引する通貨の相場は、政治や経済の状況を見ていれば予測することができます。
ぴったり当てるのは不可能でも、計算・分析・予測によって答えに近付けるでしょう。
ルーレットは神に祈るしかありませんが、FXは手法を駆使して自ら勝ちを取りにいくことができるのです。

目標設定

初心者でも稼げる!月10万円に近付くポイント

初心者が月に10万円も稼ぐのは、容易なことではありません。
しかし、しっかりコツを抑えれば不可能ではないと思います。
次のポイントを見てみましょう。

①トレードルールを決める

FXでは、資金管理やトレードに法則性を持たせることが重要です。
やみくもにトレードしても、安定的に稼げません。
勝つこともあり、負けることもあるFXですが、損益の額が大きく変動していると続けていくのは難しいでしょう。
あらかじめトレードのルールを設けておけば、計画性のあるFXができます。
月に10万円以上稼ぐトレーダーは、ポジションサイズとエントリーや決済についてのルールを設定している人が多いです。
裁量トレードをしていると、
「今買った方が良さそう・・・」
「思ったより価格が上がらないな、売っておいた方が良いかな?」
とその時の相場によって気持ちが左右されることがあります。
明確な判断基準がないと、「なんとなく」でトレードしてしまう原因になるでしょう。
毎回このサイズでエントリーする、このラインまで来たら決済するというルールを作っておくことをおすすめします。

②トレード記録をつける

トレードのルールを決めていても、毎回その通りに行動できるとは限りません。
ルールを破ってしまって失敗したり、ルールを忘れてトレードしてしまったりする可能性もありますよね。
また、ルール通りにやったら思ったより利益の額が伸びなかったということもあります。
反省点をメモしておくと、今後のFXに役立つでしょう。
ルールを無視したトレードをしてしまう人は、どうして守れなかったのか振り返ってみると良いですね。
もしかしたら、このルールではどんなに頑張っても稼げないのかもしれません。
また、ルール通りにやったのに失敗してしまった時は改善の余地があるということです。
短期トレードの場合はその都度分析するのは難しいので、日々の記録を後で見直すと良いでしょう。
損益の額や勝率はFXのツールでも確認できますが、その時の気持ちや自分の相場観は記録されません。
結果だけでなく、そこに至った経緯を記録しておいて、今後のFXに役立てていきましょう。

③利確・損切ラインに忠実

トレードのルール作りに、利確・損切ラインが設定されていますか?
「ここまで来たら売る」という決済ルールの他に、「ここまで下がったら損切りする」という予防線も張っておくべきです。
しかし、初心者の場合はせっかく張った予防線を無視してしまうことがあります。
例えば、利確ラインに届く前に「ここまで到達する前に下がったら嫌だな・・・」と考えて「チキン利確」をしてしまう人もいますよね。
また、損切ラインを超えているのに「もうちょっと待っていればまた持ち直すかも・・・」と損切りを先延ばしにする人もいます。
これでは利益の額を小さく、損失の額を大きくしているだけです。
トレードの途中で余計な感情が入ってしまうと、失敗の原因になるでしょう。
毎回利確・損切ラインに自信が持てない場合は、ルール自体に問題があるかもしれません。
そのラインが本当に意味のある場所に設定されているのか、もう一度見直してみましょう。

④正しい資金管理をする

FXは、資金管理が一番重要です。
多くの人が
「今月はこんなに稼げた!」
「今日1日でこんなに損してしまった・・・」
と損益の額で一喜一憂していると思います。
しかし、本当に見るべきは損益の額ではなくFX資金の「残高」です。
勝っている状況が続くと、もっと買い増ししたくなりますよね。
反対に負けが続いた時も、損失を取り戻すためにポジションを買いあさってしてしまうかもしれません。
目の前の損益に惑わされると、ルールも相場も無視したくなります。
損することを恐れるのではなく、「最初に投入した資金だけは死守しよう」と考えましょう。
一時的な損益ではなく、FX生活を支えている資金残高に目を向けてくださいね。

 

FXで月に10万円も稼ぐのは、簡単ではないですが無理ではありません。
初心者でもコツを掴めば、しっかり結果が出るようになるでしょう。
ルールに忠実に、基本に忠実に!
結局は「真面目にコツコツ」が一番の近道だと思います。

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