海外FX会社を選ぶなら「手数料」に注目!スプレッドが安くてもちょっと待って

投資,FX

FXをするうえで、どの会社で口座開設するかが重要なポイントになります。
FX会社は国内にも海外にもあり、それぞれシステムが違うので悩みどころです。
国内でも海外でもスプレッドなどの手数料が発生しますが、できるだけ諸費用がかからないところを利用したいですよね。
今回は私が使っている海外FX会社について、どんな手数料がかかるのかまとめてみました。
初心者におすすめだと言われているFX会社についても調べてみたので、ぜひ参考にしてくださいね♪

海外FX会社はどんな手数料がある?国内と同じものも

海外FX会社を利用している場合、次の4つの手数料が発生します。

①スプレッド
②取引手数料
③入出金手数料
④口座維持手数料

①~④全てが設けられているFX会社もあれば、いくつかの手数料が免除されているFX会社もあります。
また、国内FX会社を利用した場合でも同じ手数料が取られることがあります。
FX会社を決める際は、どんな手数料が設けられているのか調べておきましょう。

この手数料、どういう意味?それぞれの項目を解説

前述した各種手数料について、もう少し詳しく見てみましょう。
それぞれどんな意味があるのでしょうか。

①スプレッド

FXでは、2つの通貨をペアにして売買します。
その通貨の価格の差が、スプレッドです。
例えばドル/円の購入の場合、円を売ってドルを買うという意味になりますね。
ドルの買値と、円の売値の差額がスプレッドです。
買値よりも売値の方が高い場合、スプレッド分の金額はトレーダーが負担することになります。
そのため、取引の度に発生する手数料として考えられています。
ただし、正確にはスプレッドと取引手数料とは別のものです。
確定申告の際の「経費」にもあたらないので、スプレッドを所得額から控除することはできません。

②取引手数料

スプレッドの話の続きになりますが、海外口座には2つのタイプがあります。
「STP口座」は、スプレッドが広い代わりに、取引手数料が無料です。
「ECN口座」は、スプレッドが狭いですが取引手数料がかかります。
スプレッドが安い(狭い)と聞くと、お得にトレードできると思う人もいるでしょう。
しかし、その分取引手数料が発生しているのでは本当にお得か分かりませんよね。
トータルで見れば、STP口座の方がお得かもしれません。
スプレッドがほとんどかからないFX口座を見つけたら、他に取引手数料が設けられていないかもチェックしましょう。

③入出金手数料

FX口座では、残高を増やしたり引き出したりするだけで手数料が取られる場合もあります。
入出金手数料だけで見れば、ほとんどの海外FX会社で無料となっています。
しかし、銀行口座への入金や電子決済サービスを使った支払いでは、各種手数料が発生する可能性があるでしょう。
例えば、銀行口座から入金する場合は振込手数料がかかりますね。
国内では数百円ですが、海外銀行では5,000円くらいになることも・・・。
クレジットカード単体での入出金は無料になることが多いですが、クレジットカードからオンラインウォレットへの入金は3~4%の手数料がかかることがあります。

④口座維持手数料

海外のFX会社では、口座維持手数料を取らないことがほとんどです。
しかし一部のFX会社では、一定期間取引のない口座に対して手数料を発生させるところもあるので注意しましょう。
「とりあえず始めてみたけど、続けられるか自信がない・・・」という人は、口座維持手数料についてのルールを必ずチェックしておいてくださいね。
何もしていないのに、いつの間にか高額な手数料だけを取られてしまう可能性もありますよ!

疑問

どの口座を使えば良い?海外FXならAroonがおすすめ

私が使っているAroon Trading Companyの口座では、基本的に手数料が無料となっています。
スプレッドは1.3pips~、Aroon prime trader(アルーン)の自動売買を使う場合は2.5pips~かかります。
(スプレッドは変動します)
国内FX会社の「スプレッド業界最安値!」と比べれば結構高いかも・・・という印象ですが、その他の取引手数料はかかりません。
また、入出金手数料に関しても無料です。
ただし仮想通貨のビットコインのみ入出金可能ということで、ウォレットを準備するのに銀行口座やコンビニ入金を使うとなると各種手数料がかかりますね。
ある程度まとまった金額をウォレットに入れておけば、細かい手数料を支払う必要はありません。
取引の回数などを考慮しつつ、上手にやりくりしてくださいね。
Aroon Trading Companyは口座維持手数料もかかりません。
Aroon prime trader(アルーン)の自動売買を利用する場合も、利用料金が発生しないのでお得に始められます。

他にはどんな海外口座がある?Aroon Trading Companyと比較してみた

私の友人は、Aroon Trading Companyの他にさまざまな海外口座を試してみたそうです。
そのうち3つの海外FX会社についてご紹介しましょう。

①GEMFOREX

入出金手数料が無料、銀行送金やクレジット決済、仮想通貨決済も選べます。
出金は1円から可能で、何回出金しても手数料がかからないのが魅力です。
また、スプレッドを安くできる「ノースプレッド口座」を利用することができるとか!
ただし、この口座を利用するには初回30万円以上の入金が必要とのことです。
そのため、初心者にはハードルが高いかもしれませんね。
さらに口座維持手数料についても、残高がある限り発生する可能性があります。
3か月間全くトレードがなければ、年に4回のタイミングで1,500円程度の手数料が取られるので注意しましょう。

②XM

初心者によく選ばれているFX会社です。
国内銀行からの入金は、1万円未満だと1,000円程度の入金手数料がかかります。
XMから国内銀行への出金は無料ですが、40万円未満の場合、銀行での受け取り時に手数料が発生するので注意してください。
「ゼロ口座」を選択するとスプレッドを安くできますが、取引手数料がかかります。
トータルで見ると他のFX会社の方がお得になる可能性も・・・。
また、口座のタイプを選べるのですが、口座開設後に変更することができません。
私は選択肢が多い分、混乱してしまうかな?と思いました。
スタンダード口座であれば取引手数料がかからないので、初心者がXMを使う場合はとりあえずこちらで始めてみると良いでしょう。

③AXIORY

スプレッドが安めのFX会社です。
初心者向けと紹介されることも多いでしょう。
さらに安いスプレッドにできる「ナノ口座」「テラ口座」もありますが、取引の度に手数料がかかります。
トレードスタイルによって選択する必要があるでしょう。
また、20,000円未満の入出金の場合、一律1,000円の手数料がかかります。
口座維持手数料はかからないので、ここは安心しても良いですね。
私は公式サイトをのぞいてみましたが、日本語対応もあって使いやすそうなイメージです。
①や②と比べても、初心者向けのサービスなのかな?と感じました。

初心者はまず手数料の節約から頑張ってみよう!

FXを始める際には、「どれだけ儲かるか」というよりも「どれだけ費用を抑えられるか」を重視するべきだと思います。
初心者の多くが始めてから1年以内にリタイアしており、初期費用だけ支払って終わり・・・ということにもなり得るからです。
できるだけ入出金手数料や取引手数料のかからない口座を見つけましょう。
ただし、スプレッドに関しては注意が必要です。
国内FX会社では「スプレッドをどれだけ安くできるか」という競争が起こっています。
しかし、安すぎるスプレッドはサービスの質が低下する原因になるかも・・・。
スプレッドはFX会社の利益なんです。
みなさんも、お給料がもらえなければお仕事頑張れないですよね(^_^;)
Aroonのようにスプレッドは平均的な額でも、ユーザーの利便性向上のために最善の努力をしているFX会社の方が安心できると思います。

 

初心者は手数料を見比べながら、スプレッドの他にむだな費用がないかチェックしてみましょう。
ただし、スプレッドが安すぎる会社にも要注意ですよ!

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