「スプレッドは考えなくても良い」は間違い!スプレッドについて徹底解説

FXをするにあたって、忘れてはならないことの1つが「スプレッド」です。
以前にも説明しましたが、スプレッドは取引する通貨の売値と買値の差のことをいいます。
これはFX会社に支払う手数料の意味合いもあるのですが、仕組みがよく分からないという人もいるでしょう。
今回はスプレッドがなぜ発生するのか、取引によって安く抑えることはできるのかを調べていきます。

「スプレッド」って?基本をおさらい

FXの為替レートを見てみると、「Bid(売値)」「Ask(買値)」の2つが出てきますね。
通貨ペアの表記の下に「Bid」と「Ask」がありますが、これは左側の基軸通貨が
「いくらで売れるか」
「いくらで買えるか」
を示しています。
つまり、USD/JPYであれば
Bid=「1ドルは何円で売れるか」
Ask=「1ドルは何円で買えるか」
という意味です。
そしてその差額が、スプレッドになります。

FX

スプレッドはなぜ発生するの?

売値と買値の差額であるスプレッドは、取引の度に発生すると考えられています。
ではなぜスプレッドが発生するのでしょうか。
まず為替レートを見て、スプレッドが発生していることを確認してみましょう。
その前に、為替レートの見方からおさらいです。
先ほども解説しましたが、今度はスプレッドがどこで出てくるかを意識しながら整理してみます。
USD/JPYで売り注文を出した場合、いくらのポジションが取れるでしょうか。
売値を見てみましょう。
Bidが「110」であれば、「1ドル110円で売れる」ということです。
反対に買い注文の場合は、買値を見ます。
Askが「105」であれば「1ドルは105円で買える」ということが分かります。
新規注文の時点では、まだスプレッドは関係ありません。
しかし、この注文を決済する時、売値と買値の差額を計算する必要があります。
FXでは、新規注文と決済注文がペアになっているため、売った通貨はあとで買い戻さなければなりませんし、買った通貨はあとで売らなければなりません。
新規注文と逆の取引をするのが決済であり、決済するたびに売値と買値の差額、つまりスプレッドが発生します。
例えばUSD/JPYを購入した時「Bid110・Ask105」となっていれば、決済すると差額の5円がスプレッドになります。

いつスプレッドを支払うの?

理論上、スプレッドが発生するタイミングは、新規注文を決済した時です。
しかし、FXでは新規注文を出した時にスプレッドを差し引くことになっています。
つまり、売りでも買いでも、あらかじめスプレッドを差し引いた価格からポジションがスタートするということです。
例えばUSD/JPYのスプレッドが5円だった場合、1ドル110円で購入したポジションは110-5=105円の新規ポジションになります。

スプレッドは為替レートを見ても分からない!?

先ほど、スプレッドを確認するために為替レートを見てみましょうと言いましたよね。
しかし、実際に支払うスプレッドは、その時の為替レートから算出されたものではなく、FX会社が定めた固定制の価格になっていることが多いでしょう。
FX会社に対して支払うスプレッドの額は、FX会社が自由に設定して良いことになっています。
国内では0.2銭~4.0銭くらいのスプレッドで、通貨ペアによっても異なります。
スプレッドの額は、それぞれのFX会社のサイトなどを見て確認しましょう。
ただし、なかには変動制のスプレッドを設定しているFX会社もあります。
その場合、スプレッドはその時の為替レートによって変わります。
タイミングによっては、スプレッドが高すぎて利益率が悪くなることもあるため、注意しましょう。
初心者がスプレッドの安いタイミングを図るのは難しいと思いますので、スプレッドが固定制のFX会社を選んだ方が良いですね。

スプレッドが与える影響とは

各社が提示しているスプレッドを見ると、「0.1銭」とか「2銭」とか、何だかとても小さな数字に見えますよね。
手数料を取られるといっても、1円にも満たないのであれば「ほとんどタダみたいなもの」と考える初心者もいるでしょう。
しかし、スプレッドは取引単位によっては大きな額になることもあります。
FX会社が提示しているスプレッドは、1通貨あたりの価格です。
取引する通貨の量が多ければ多いほど、スプレッドが大きくなるでしょう。
例えば3銭のスプレッドの場合、3銭×1000通貨=30円になります。
1,000通貨なら300円、10万通貨なら3,000円ですね。
それが取引の度にかかるのですから、「タダのようなもの」とは言えません。
初心者はポジションを取るために支払う資金に気が向きがちですが、スプレッドに関しても注意するべきです。
「いつの間にかスプレッドだけでかなりの額を支払っていた・・・」ということにならないように、しっかり把握しましょう。

スプレッドは安ければ安いほど良い?落とし穴に注意

国内FX会社では近年、スプレッドの低価格競争が起きています。
0.09銭というほとんどスプレッドが存在しないかのような極小価格を提示しているFX会社もあります。
さらには全くスプレッドがかからない、0銭と謳っているところも。
しかし、そのなかにはスプレッドとは別に「取引手数料」を取るFX会社もあるため、慎重に判断しましょう。
スプレッドはかからないけれど、入金・出金の度に手数料を取られる場合もあります。
また、安いスプレッドは初回だけ、無料にするには条件があるということもあるでしょう。
スプレッドをタダにするために登録させられたサービスで、月額が発生したのではむしろマイナスです。
お得なキャンペーンに騙されず、冷静に判断してくださいね。

Aroonのスプレッドは?

私が使っているFX会社、「Aroon Trading Company」のスプレッドはどのくらいでしょうか。
MT4口座の場合は1.3pips以上、自動売買の「Aroon Prime Trader」を使う場合は2.5pips以上はかかってしまいます。
pipsは通貨ペアによっても違いますが、USD/JPYなら1pip=1銭です。
1銭未満のスプレッドを設定しているFX会社が多いなか、Aroonのスプレッドはまあまあ高いんだな…と思う人もいるでしょう。
私も初めはスプレッドで損をしているような気持ちになっていました。
しかし、Aroonの場合はスプレッド以外に手数料がかかることはありません。
入金・出金にかかる手数料もなく、ツールを使っている途中で課金が必要になることもありません。

スプレッドの安さよりも大切なことは?

Aroonはスプレッドについて、「ユーザーを満足させるためのサービス料」としての意味もあると考えています。
迅速な出金対応、サポート体制の強化など、Aroonは顧客のニーズを第一に運営しているそうです。
「スプレッドはタダで良いよ」というFX会社は、スプレッドを単に自分たちの利益だと思っているのでしょう。
だからこそ割引キャンペーンを行なったり、無料にしたリすることができるのです。
Aroonの場合は顧客から頂いたスプレッドは、顧客の利益に還元したいと考えています。
多国籍言語対応のあるサポートサービス、99.56%の約定率など、初心者にも安心な体制が整えられているのは、スプレッドのおかげかもしれません。
どれだけスプレッドが安くても、出金するまでに時間がかかりすぎていたり、顧客対応が悪かったりすると損した気分になりますよね。
初心者が安心してトレードするには、スプレッドの安さよりも安全性やサポート体制からFX会社を選んだ方が良いのかもしれません。

 

初心者はスプレッドについても考慮すべき、ただしスプレッドの安さに踊らされるなかれ!
スプレッドが安い・高いに関わらず、自分がいくら支払っているか常に確認しましょう。

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