FXをする人にとって、できるだけ払いたくない、できるだけ減らしたいのが手数料ですよね。
トレードのたびにかかる手数料、入出金にかかる手数料、自動売買などのツールを使うための料金など・・・。
FXで必要になってくる諸費用はいくつかあります。
FX会社によってどんな費用が発生するか異なり、国内と海外でも仕組みが違うでしょう。
今回は、海外FXではどんな手数料を払う可能性があるのか解説していきます。
どんな手数料がある？海外FXの場合
海外のFX会社を使う場合、次のような手数料が発生する可能性があります。
お使いのFX会社によって免除されている手数料もありますが、基本的なものをまとめてみました。
・スプレッド
通貨ペアの価格差のことです。
これは厳密には手数料ではありませんが、トレードの度に私たちトレーダーのコストとなります。
結局は手数料みたいなものですね。
・取引手数料
トレードのたびに手数料がかかる場合があります。
スプレッドが狭いFX会社の場合、取引手数料が発生するところが多いでしょう。
スプレッドが安くても、取引手数料を合わせるとそれほどお得でもないなと分かることもあります。
・入出金手数料
多くの海外FXでは、FX口座自体の入出金は無料です。
ただし銀行口座からFX口座へ入金する場合、振込手数料がかかります。
国内銀行からの振り込みなら数百円、海外銀行からの振り込みなら5000円くらいかかることも・・・。
FX口座から出金して銀行口座に振り込み、それを受け取る際に受取手数料を支払うこともあります。
クレジットカードでの入出金なら無料にできる場合も多いので、検討してみましょう。
・口座維持手数料
一定期間取引がない口座の場合、口座をキープするための手数料を支払わなければならないことがあります。
ただ、ほとんどの海外FX会社では無料となっているのでそれほど心配する必要はないでしょう。
しかし有名なFX会社の一部（XM Tradingなど）では口座維持手数料が設けられていることもあるので、事前に確認してくださいね。
スプレッドの違いから比較してみよう
スプレッドの広さは、トレードのたびに影響してくる要素です。
「どうせ支払わなければならないし、よく分からないからどうでもいいや」と考える人がいるかもしれません。
しかし、トレードを繰り返せばスプレッドもどんどん積み重なっていきます。
コストがかかりすぎてFXが続けられなくなる可能性もあるため、あらかじめ頭に入れておくべきです。
FX会社によってスプレッドにも傾向があり、主流となっているタイプは2つに絞られます。
次で詳しく説明しますが、FX会社がどのタイプかによっても手数料が変わってくるのでよく確認しておきましょう。
海外FXの口座タイプは2種類
現在の海外FX口座は、大体2つのタイプが主流となっています。
それぞれ何が違うか見てみましょう。
・STP口座
スプレッドが広く設定されていますが、トレード自体にかかる取引手数用は無料です。
トレーダーは売値と買値の差だけ頭に入れておけば良いため、初心者にも計画が立てやすいでしょう。
・ECN口座
スプレッドが狭いのでお得に見えますが、取引手数料が有料です。
スプレッドと取引手数料の両方がトレードのたびにかかり、大きなコストになる可能性もあります。
スプレッドだけに注目しないように気を付けましょう。
Aroon（アルーン）はどっち？
私が使っているAroon Trading Company（アルーン）は、STP口座に分類されます。
スプレッドはそれほどお得ではないけれど、取引手数料は無料です。
長期トレードの場合はそんなに負担にならず、通貨ペアの選び方によってスプレッドを狭くすることも可能です。
以前私が参考にしたプロトレーダーの記事には、「スプレッドがほとんどないところはサービスが悪い」と書いてありました。
何かをお得にすれば、どこかで帳尻を合わせようとするのが人間ですよね。
福袋に入っているものが本当に全部割安なわけじゃないし、私はスプレッドについてはあまり信用していません（笑）
特に国内FXでも多く見られる「業界最小！」とか「ほとんど無料！」みたいなところは・・・ね。
Aroon自動売買（アルーン）は入出金手数料が無料だが・・・
Aroon（アルーン）のFX口座は、入出金手数料がかかりません。
ただし入出金がビットコインだけというのがちょっとネックかも。
私も最初の入金の際に結構苦労しました(^_^;)
まずは仮想通貨取引所で口座を開設して、日本円を仮想通貨取引所に送金して、仮想通貨取引所でビットコインを買って・・・。
口座開設の際の本人確認とか、細かい手順もお話しするとかなり時間がかかるとお分かりいただけるでしょう。
送金には手数料もかかるため、最終的にはATMに投入したお金からいくらか引かれてFX口座へ入ります。
また、今はビットコインの価格が上がったり下がったりしているので、そこも心配ですね。
私がAroon自動売買（アルーン）を始めた時から見ればビットコインの価格は下がっており、最初の自己資金がちょっと減ってしまったような状態に・・・。
ただ、ビットコインはこれから数年かけて価値が上がっていくと考えられているので、長い目で見れば良い選択なのかなと思います。
日本円だったら自己資金+利益にしかならないけど、ビットコインならさらに仮想通貨の値上がりによる儲けも期待できるでしょう。
私はFX自体すぐに結果が出るとは思っておらず、数十年かけてゆっくり稼いでいくつもりでいます。
自分のトレーダーレベルが上がっていくのと同時に、ビットコインの価格も上がっていくといいな・・・(*^^*)
ビットコインでの入出金ができるAroon自動売買（アルーン）は、長期的にFX投資をしていきたい人にもおすすめの口座です。
Aroon（アルーン）は口座維持手数料もかからない
Aroon（アルーン）は多くの海外FX口座と同様、口座維持にかかる手数料もありません。
口座維持手数料がかかる口座だと、無理やりトレードを続けなければならないので大変ですよね。
Aroon自動売買（アルーン）なら、仕事が忙しくてしばらく放置していた・・・ということがあっても安心です。
また、何をやっても上手くいかない時は、いっそのことFXから離れてみるのも一つの手だと思います。
Aroon（アルーン）に入れたFX資金はビットコインとして保管しておけるので、値上がりしている時期であれば勝手に資金が増えているようなものです。
良いタイミングを見計らって出金すれば、それだけで利益になりますね。
Aroon（アルーン）なら使い過ぎも防げる？
「Aroon（アルーン）はビットコインしか使えないから不便」という口コミもたまにありますが、稼いだ分すぐ使ってしまうような人にはちょうど良い足かせになっているかもしれません。
「今月1万円儲かったから焼肉行っちゃおう♪」と思っても、Aroon（アルーン）の場合ビットコインが下がっていると引き出しにくいんですよね(^_^;)
もうちょっと値上がりするまで待とう・・・。
ここまで上がるなら、まだいけるかも・・・。
そう思っているうちに忘れて、無駄遣いを減らすことができます。
もちろんどうしても出金したいと思えばいつでも可能なので、心配はいりませんよ！
FX会社ごとに手数料をまとめてみよう
まずどのFX会社がどんな手数料を設けているか、具体的な数字と一緒にまとめてみましょう。
比較表が載っているサイトもあるので参考にしてくださいね。
スプレッドだけに注目する、取引手数料や入出金手数料の有無だけに注目するのではなく、必ずトータルで計算します。
スプレッドは日々変動するため、時々比較し直すのも大切ですね。
できるだけコストをかけずにFXをしたいという気持ちは、誰しも持っています。
ただし重要なのは「どれだけお得にできるか」ではなく、トータルでいくらかかるのかを「把握すること」ではないでしょうか。
それが資金管理の基本であり、結果的にトレーダーとしての成長につながると思います。
FXを始める前に、必ず手数料についても調べておきましょう。
どれくらいのコストがかかるのかを常に把握しておくと、より安心できますね。