自動売買ツールには種類がある?システムの違いから分類してみよう

投資,FX

FXトレーダーのなかには、自動売買を使って利益を上げている人もいます。
初心者のうちは勉強してもしきれないところがあり、効率良く稼ぐには自動売買が必須かもしれません。
自動売買ツールはいくつかの種類があり、どれを選ぶかによっても成績が変わるみたいです。
今回は自動売買ツールの種類と、それぞれの特徴について勉強してみましょう。

自動売買ツールの分類って?トレードの種類とは違う分け方

以前、私が使っているAroon自動売買は「ミラートレード」に分類されるとお話ししました。
これはプロトレーダーの手法をコピーして使うものです。
他にも自動売買にはどんなトレードの方法があるのか気になったので、調べてみることに・・・。
でも、まだ答えは見つかっていません(´;ω;`)
ということで、今回はトレード方法別の種類ではなく、自動売買ツールに使われているシステムの種類について調べてみようと思います。

「リピート型」ってどんなツール?

あらかじめ設定した条件のもと、自動的にトレードが繰り返される自動売買システムがあります。
これを使ったものは、「リピート型自動売買ツール」と呼ばれます。
設定は自分で自由にカスタマイズできますが、基本的には決めた値幅の間で取引を繰り返すことになるでしょう。
期間によっては含み損が発生することもあります。
放置しても利益が積み上がり、値幅によって稼ぐのでスワップを重視した設定にしてもOKです。
ただし、証拠金を多めに入れておく必要があります。

「選択型」ってどんなツール?

用意されたプログラムの中から、好きなものを選択して使うシステムの自動売買ツールがあります。
これは「選択型自動売買ツール」といい、特に初心者におすすめです。
自分で設定して使う自動売買ツールの場合、ある程度の知識が必要でしょう。
選択型自動売買ツールなら、すぐにでもFXをスタートすることができます。
ただし、あらかじめ設定されたプログラムを利用するため、トレンドを掴むようなトレードは難しいかもしれません。

「開発型」ってどんなツール?

技術者によって作成されたプログラムを使って自動売買するシステムがあります。
これを利用する自動売買は、「開発型自動売買ツール」と呼ばれます。
プログラムは、無料で提供されるものと購入して使うものがあるでしょう。
また、自分で作成したプログラムを使う場合も開発型に分類されます。
細かい設定ができ、豊富な戦略を使ってトレードすることが可能です。
しかし専門的な知識が必要であり、システムを導入できるパソコンは限られています。
誰でもできるというわけではないツールもあるので、注意しましょう。

開発型のツールには「MT4」が必須!Aroon自動売買も

開発型自動売買ツールの場合、専用のツールを使う必要があります。
一般的なのは「MT4」というツールで、精度の高いチャート分析が可能です。
MT4を使ってオリジナルの自動売買システムを作り出すこともできます。
他のツールよりも自由な設定ができるため、使いこなせばライバルに差をつけられるかもしれません。

Aroon自動売買なら初心者でも簡単

「MT4は難しい」なんて口コミもありますが、私が使っているAroon自動売買ではそれほど難しいという感覚はありません。
「MT4を使わないといけないなら、開発型自動売買ツールは無理かな・・・」と思っている人は、ぜひAroon自動売買を試してみてください。
Aroon自動売買は、提供されている戦略プロバイダーの中から選択し、自分のポートフォリオにコピーするだけなので簡単です。
開発型自動売買ツールに必要なMT4を使いますが、実際のシステムとしては選択型に近いと思います。
しかし、選択型自動売買ツールよりも自由な設定ができるため、Aroon自動売買は両者の良いところ取りツールかもしれませんね。

本,苦手

どの自動売買を選んだら良いの?適性をチェック

自動売買ツールの種類が分かったところで、自分には何が合っているのかチェックしてみましょう。

リピート型

設定した内容でトレードが繰り返されるので、資金管理が重要です。
また、リピート型の場合は証拠金も多めに用意する必要があります。
長期的な考え方や資金管理ができて、ある程度の資金力がある人には合っているでしょう。

選択型

知識が少ない初心者におすすめです。
FX会社が提供している自動売買ツールの中から選ぶ場合、ほとんどが選択型のツールになります。
勝率が表示されているものもあるので、初心者にも選びやすいでしょう。
どのツールを使ったら良いか分からない人は、とりあえず選択型を選んでおいてください。

開発型

FXについての知識があり、MT4も使える人におすすめです。
せっかく精度の高いチャート分析が使えるのですから、「MT4はどうやって使えば良いのか分からない・・・」ではもったいないですよね(^_^;)
難しい操作を必要とする場面も多いので、パソコンが得意な人に向いています。
初心者はいきなり開発型から始めない方が良いでしょう。

自動売買ツールは利益を約束するものではない

自動売買に関する記事で何度もお話ししてきたことですが・・・。
自動売買ツールを使ったからといって、必ずトレードが成功して利益が出るわけではありません。
FXは世界各国の政治・経済の状況によって左右されるものであり、「この方法なら勝てる」という絶対条件は存在しないのです。
「自動売買を使っていたのに、負けるなんてどういうことだ!」とクレームを出す前に、自分は何をするべきだったか考えてみましょう。
利用している自動売買が今のトレンドに合っているか、自分のトレード手法に合っているか検証していますか?
何年も同じ自動売買ツール、同じストラテジーを使っていませんか?
自動売買は完全ではありません。
人間であるユーザーが管理しないと、いくら「もうやめて!(>_<)」と頼んでも止まってはくれませんよ。

自動売買は賢く使おう!勉強と実践を両立

自動売買ツールを使うメリットとは、初心者が中級者・上級者トレーダーと肩を並べる近道になるということです。
経験や知識において、先に始めていたトレーダーに勝つことは難しいでしょう。
寝る間も惜しんで勉強し、負けても資金を投入し続けないとプロトレーダーには近づけません。
時間もお金もかかるため、初心者のうちに挫折する人も多いでしょう。
それなら自動売買を使って、時間を節約し、効率良く稼いでいけば良いと思います。
しかし、自動売買だけに頼って自分で勉強することをやめてしまうのはいけません。
なぜなら、その自動売買プログラムを作った人にも予想できなかった事態が起こる可能性があるからです。
地道に勉強を続けていれば、自動売買よりも先に「損切りしておいた方が良いかも」と気付くかもしれません。
自動売買ツールは、トレンドに合ったものを選択する必要があります。
いつまでも初心者のままでは、トレンドに合っているかどうかさえも分からないのです。

自動売買は特に資金管理を大切に!放置は厳禁

自動売買システムは、基本的に資金管理まではしてくれないでしょう。
「勝手にトレードしてくれるから」と放置していたために、いつの間にか口座が空っぽになってしまう人もいます。
むしろ自動売買をしているからこそ、細かい資金管理が必要です。
とはいえ、ついつい放ったらかしにしてしまいがちの自動売買。
定期的に残高チェックする日、勝率や利益率を計算する日を決めておくと良いでしょう。

 

どの自動売買ツールを使うとしても、自分で勉強することや資金を管理することを忘れてはいけません。
選択した自動売買ツールについては、「本当に自分のスタイル、今のトレンドに合っているか」を検証し続けてくださいね。

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